SVHCについて知ろう|海外に持ち出すには

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高懸念物質の活用法

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SVHC(Substances of Very High Concern)とは、「高懸念物質」と呼ばれる物質のことを指します。高懸念物質は、ECHA(欧州化学機関)がとくに重要視している物質であり、文字通り、大きく懸念されている物質です。SVHCを使用する際には、特別の認可が必要です。SVHCのような特別な認可が必要な物質は「認可対象物質」と呼ばれています。ただ、「SVHC=認可対象物質」というわけではないので注意が必要です。認可対象物質は、SVHCから特定された物質であり、認可の対象となる物質のリストに載っている物質のことを指します。そのため、SVHCと認可対象物質をイコールで結ぶことはできません。SVHCは、様々な製品の開発に用いられていますが、その取り扱いには十分な注意が必要です。SVHCが有する有害性などをしっかりと評価・検討することが、SVHCの適切な利用につながります。また、SVHCと密接な関係にある法律として、「REACH」というものがあります。REACHとは、EUが制定した化学物質規制法であり、2007年に発行された後に、2008年から運用が始まった法律です。REACHは、人間の健康や環境の保全及び産業の競争力向上を目的としており、EUにおける化学物質の登録や評価を行っています。REACHという法律の登場によって、化学物質の安全性評価の責任が企業に義務付けられるようになったのです。